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中古住宅をフルリノベーションするという選択肢

■中古住宅のリノベーションにはこんなメリットがある

1.新築よりも価格が安い

面積、立地などが同条件の物件であれば、新築と比べて中古の方が3~4割程度価格が安いと言われています。国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」によると、住宅の購入資金の平均は以下のとおりです。

・注文住宅(土地も購入) 5,436万円

・分譲戸建て住宅     4,214万円

・中古戸建て住宅     3,340万円 

※全国平均です。

中古物件を購入してリノベーションする場合、工事内容によっては総額が新築と同程度になることもあります。いずれにしても、リノベーションで理想の住まいにつくりかえる際、物件の安さはメリットとなります。中古物件のリノベーションは、建物の基礎や構造などを残し、活かせる部分は活用する設計ができます。そのため、新築と比べ少ない費用で理想の家づくりがしやすくなります。重視する部分に予算をかけ、こだわりがない部分は既存利用するなど、メリハリをつけたプラン設計が可能です。

【Before】築36年の中古物件です

2.エリアや立地条件の選択肢が多い

利便性の高いエリアや人気エリアにはすでに建物が建っており、戸建てを新築できる土地を探すのは容易ではありません。「やっと土地を見つけたけれど予算が合わない」というケースも多くあります。一方、中古物件の場合は、すでに建っている物件が売りに出されるため、物件選びの選択肢が増えます。

3.自分好みの間取りや内装にできる

リノベーションの範囲は、部屋の一部の解体や住宅設備の交換だけではありません。内装や設備を一度すべて解体し、ゼロから好みの住まいをつくり上げる「フルリノベーション」という方法もあります。自分好みの空間につくりあげられるというワクワク感が詰まっていますね。

【After】フルリノベーション後

<フルリノベーションの一例>

  • 間取りを含め内装を一新する(床材や壁紙などをすべて好みのデザインへ変更する)
  • 構造を補強して耐震性を高める
  • 断熱材や窓・サッシを交換して断熱性能をアップさせる

ただし、希望のリノベーションができない場合もあります。

もともとの構造や工法、物件が建っているエリアなどによって、希望のリノベーションができない場合があります。たとえば、建物の構造上、安易に撤去できない柱や筋交い・耐力壁等があります。その建物において構造上できないことが存在するということを把握した上で、プランを考える必要があります。また、エリアによって建物の大きさや高さに決まりがあり、さらに土地ごとに敷地面積に対する建築面積や容積比率も決まっています。これらを踏まえた上で、事前に専門家へ確認、相談をすることで、理想のマイホームを実現できる「リノベーション向きの中古住宅」を見定めることができます。

北洲リノベーションでは、戸建て中古物件をフルリノベーションした展示場がございます。実際にご覧になって頂き、「中古物件の購入を検討してるんだけど、どういう物件がいいの?」「購入前に建物の状況が分かると安心」「この物件なら間取り変更って出来るの?」等のお悩みを気軽にご相談いただけます。

以上、【北洲リノベーション仙台】編集担当スタッフでした^^

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