■間取り
時々、お客様や設計資格を持っていない方に『この家は私が設計しました』とお話を伺います。間取りを考えるのは簡単です。必要な部屋を並べて廊下でつなげばOKです。なので誰でも挑戦できます。しかし失敗や後悔することがあるかもしれません。
部屋のほとんどは床、壁4面、天井からなる6面体の立方体です。この立方体内で暮らそうとしたら、きっと単調で息苦しく、数日か数時間で脱出を試みるのではないでしょうか。
居心地を良くしようとしたら外部とつながる為に開口部を設けます。いくつかの箱を直接、または廊下を通じて繋げようと家の内部に開口部を設けていきます。そろそろ部屋らしくなり、全体的には間取りっぽくなってきたのでは無いのでしょうか?
■家と外をつなぐ開口部
家と外をつなぐ開口部は社会との繋がりのうえで重要です。また太陽光が射し込んだり、風を通したり、雨をしのいだり、防犯など多くの機能を求められます。景色も重要です。さらに詳しくやりたい方は、庇で日射をコントロールすることもできます。
■家の中をつなぐ開口部
家の内をつなぐ開口部は、室内の部屋同士を繋いでくれる重要な役割があります。開口の開け方の位置によって部屋同士が遠くなったり、近くなったり。同じ間取りでも内部開口部の出入り口の開け方ひとつで動線が変わっていきます。誰が使う部屋か、部屋の用途によって、開き戸や引戸で適材適所に使い分けできそうですか?
■レイアウト計画
できた「間取り」に収納や水まわりをレイアウトしていきましょう!収納が無いとせっかく広く作った部屋もすぐに家具やモノで溢れてしまいます。開口部に重ならないよう、部屋に家具を置いてみましょう。そして開口部と家具をかわしながら、コンセントやスイッチを計画してみましょう。
ここまで出来たらもう一度、家の内部・外部の開口部に戻りましょう。開口部の数が多いほど耐震性が低下しやすいです。家の外部の開口部を設けると寒くなり、暑くなり、結露したり…。快適さを追求しながら…。
あれっ?だんだん間取りが難しくなってきた??
と感じたら、お気軽に北洲リフォームへご相談ください。
以上、北洲リフォーム仙台スタッフでした^^