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古民家の一部をリノベーションしました!

■ゾーン断熱で築古住宅の住環境が快適に生まれ変わりました

今回リノベーション工事を行ったお住まいは、昭和初期に建てられた築80年以上の建物で断熱材は使われておらず、お客様は特に“冬の寒さ”にお困りでした。今回は柱や土壁などの構造体を残しながらも、断熱・耐震改修で住宅性能を向上させたうえで、間取り改修を実現しました。一般に使用されている建材の中でも土壁は熱を伝えやすい素材ですが、今回採用した断熱材(フェノールフォーム断熱材)によって熱伝導率が低くなり、壁断熱性能については、実測U値0.50W/㎡Kと平成25年改正エネルギー基準をクリアする診断結果が出ています。改修工事前に比べると36倍以上もの性能向上となりました。

※以前の和室の土壁の様子です。
※リノベーション後の様子です。
※実際には63㎜の断熱材(フェノールフォーム断熱材)を使用。

■趣ある内装を活かしながら和モダンな空間へ

また、お施主様は親世帯と暮らすために「二世帯がそれぞれ快適に暮らせる住まいにしたい」「和の要素を残して、旅館のような雰囲気にしたい」というご要望がございました。この希望を受け、もともとの和室の続き間を活かし、和と洋の空間も緩やかにつなぎました。若い子世帯が快適に暮らせるよう、最新の水まわり製品の設置や建具・床材・照明などにこだわり、“和モダン”な空間へ仕上げました。

※リノベーション後の和モダンな空間へ一新。

■完成見学会でのご来場者様のご感想

9/7(土)の完成見学会は、外はまだ残暑で暑い日でしたが、室内の涼やかさもご体感いただける完成見学会となりました。当日は、8組のお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
完成前の構造見学会に参加された方も多く、「こんなに変わっちゃうの」と驚かれていました。他にも「古民家でも断熱工事で本当に暖かくできるんですね」と断熱工事の説明を熱心にお聴きになる方、ご年配のお客様は既存の梁や柱を残したモダンな仕上がりの和室をご覧になって「床の間や縁側を上手く残した」「やはり昔ながらの和室は落ち着く」と言っていただき好評でした。

※リノベーション後の和室の様子です。

■古民家リノベーションに関心が高まっている

北上地域にはご実家や空き家の古民家を所有されている方など、古民家のリノベーションに関心の高いお客様が多くいらっしゃいます。当社では古民家のリノベーション工事の事例から“実家リノベーション”“二世帯化リノベーション”“中古住宅購入リノベーション”など皆様のお住まいのお悩みを個別相談することが可能です。ご興味がありましたら、お気軽にお問合せください。
以上、北洲リノベーション北上支店スタッフでした^^

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