今回はリノベーション工事を行ったお客様で、「リノベーションのプラン以外で何が大変だったか」実際にお客様から頂いた相談事をご紹介します。
リノベーションをご検討の方の準備を進める参考材料になりましたら幸いです。
■仮住まい先はどうする?
ほとんどのリノベーション工事は工事内容にもよりますが、3か月程度は一旦家を空けて頂きます。そうなると「その3か月間どうする?」という問題が出てきます。「ご実家や親戚のお宅にお世話になる」という方や、「ウィークリーマンションなどを借りる」方もいます。一番多いのは、「賃貸物件を借りる」という方法です。
今はネットで多くの物件を検索できますので、ご希望のエリア、駐車場のあり・なし等もすぐに検索可能です。ただし借りる期間が短いと、借りることのできる物件が少なくなります。大家さんとしても、数か月のみの短期契約は疎遠することが多いです。その場合、短期契約が可能な物件を紹介することも可能ですので「仮住まい先をどうするか?」プランの計画と同時進行でご検討ください。
■処分したいものがあるのですが…
リノベーション工事では家を空けて頂くことが多いため、同時に「不用品をどうする?」という問題が出てきます。金額の事だけでいえば、市町村で運営するゴミ処理を利用するのが一番安いです。
休みの日を利用して、コツコツ焼却場に持ち込めれば良いのですが、量が多い場合には回収に来て貰うことも可能です。ただし、家の外に出しておく必要がありますし、事前に回収する量を見に来てもらう必要もあります。
「自分達でやるのは大変なので、お願いできないか?」というご相談もあります。その際は、建物解体前の残置物処分を専門に行なうゴミ処分会社を紹介することも可能です。その際はお荷物の移動(家の外に出す)も不要で、家の中に置いたまま仮住まい先へ移動して大丈夫です。
■仮住まい先にこれまでの荷物が入らない場合はどうしたらいいの?
仮住まい先は短期の住まいという事もあり、最低限の広さを確保して家賃優先(安い)で探すことが多いと思います。そうなると不要なものを処分しても仮住まい先に荷物が入りきらないという事態が発生します。
ご自身で動ける方は、トランクルームを借りるという方法があります。トランクルームのサイズも様々あり、一旦入れたものを出すことも可能です。ご自身で動くことが難しい場合は、引っ越し会社のサービスの一つである「荷物一時預かり」の利用を検討します。各引っ越し会社のホームページにサービス内容の記載がありますのでご確認ください。
仮住まい先への引っ越しも依頼して、同時に荷物一時預かりも依頼する場合、割引の対象になることもあります。荷物一時預かりについても、引っ越し会社を紹介することは可能です。再利用するものが多い場合は、計画の早い段階で見積依頼しておくと安心です。
今回は代表的な3つのご相談事を紹介しました。言われてみればどれも当たり前のことなのですが、「リノベーション計画の初期段階で把握されているか」どうかがポイントとなります。
ご予算の中に上記3点が入っていれば実際動き出したときに大きな狂いはないのですが、工事代のみを意識していますと、その後にかかるプラス費用や時期によっては、依頼業者が見つからないという事態にもなりかねません。そうならないためにも、弊社では打合せ初期段階から「上記3点をどのようにお考えなのか?」「サポートが必要なのか?」を確認しております。
その他にもリノベーション計画を進めるにあたって不安な点や疑問があるかと思います。定期的に相談会を実施しておりますので、ぜひご参加ください。
以上、北洲リノベーション仙台スタッフでした^^