築22年のご両親の家を受け継ぎ住むことになった若いご家族。立派な広い家ですが、「寒くて暮らしにくい」と感じられており、家全体の一部ゾーンをリフォームしたいとお考えでした。
リフォームを検討する上で何社かに声がけする予定でしたが、ホームページやInstagramで知っていたこともあり、まずは盛岡市のご近所に支店を構えていた当社にご来店頂きました。
・キッチンと和室をひとつながりにして、広いLDKで家族が集まる空間づくりがしたい
・L型キッチンにして、広い作業スペース、収納スペースを確保したい
・リフォームを行なう部分的にでも断熱性を向上させたい
「設計担当さんのセンスあるアイディアと営業さんの的確で親切丁寧なアドバイスが決め手となりました。私たちの発想からは生まれなかったキッチンの下がり天井や壁アクセントの提案など感動したことが多かったです。」という嬉しいお言葉をお施主様から頂戴しています。
①【一緒に空間イメージを膨らませていきます】
L型キッチンをどの様に『主役』とするか、お客様へのご提案方法として手描きスケッチをご覧いただきながら、イメージを共有しました。アイディア段階で、お客様と一緒に完成イメージをつくり上げていきます。
お施主様のリフォームはL型キッチンを『主役』とするため、天井を折下天井とし、折下部を間接照明
とすることで、『主役』を引き立てる設計としています。
②【家族が集まるLDKにプランニング】
リビングとキッチンが分離している現況から、家族が孤立せず、皆が団らんできる空間にしたいというご要望の元、リビングとキッチンを一体化するLDKにプランへ改修しました。
LDK全体のインテリアテイストをナチュラルモダンとし、リビングはよりミニマルテイストに寄せていますが、厨房機器を『主役』とするダイニングキッチンを引き立てさせる為にシンプルなデザインとしています。
③【リビングは静かに寛げるように】
リビングの照明照度は敢えて控えめとし、対照的にダイニングキッチン側は照度を高く設計しています。リビングは静かに寛げる空間としたいというお客様のご要望と、ダイニングキッチンを際立たせるという狙いがあります。また、出入り口については廊下への出入り口の他、洗面への出入り口を設けることでキッチンより直接アクセスできるようにし、洗濯家事動線を向上させる計画としました。
④【L型キッチンがダイニングの主役♪】
壁はアクセント&グレージュレザー柄のキッチンとイメージ統一を持たせるため、窯業系壁パネル(SOLID)を採用しています。逆にダイニング灯とキッチン手元灯のペンダント照明は主張が強く出ないよう、ホワイトカラーで統一しています。
⑤【すっきりパントリーとワークスペースも】
ワーキングデスクと、パントリー収納をキッチンに付帯してインナー設計としています。家事の最中に、デスクワークやお子様の学校行事やクラブ事務作業などが出来るようにと配置しております。インナータイプとすることで、ダイニングキッチンがすっきりと見え、整理整頓しやすくなっています。
⑥【北側の和室を心地良い寝室へ】
LDKよりも、よりシックで北欧インテリアに寄せたテイストとすることで心地よい就寝が出来るようにと考え、ご提案しています。
壁アクセントを同色系とすることで、空間に変化を付けつつも決して極端とならず、自然な雰囲気が形成されています。
実家近くに中古住宅を購入されたお施主様。使い勝手と収納力のある間取りにしたいというご要望。フルスケルトンにして断熱や耐震性能を向上させるリノベーションを行いました。和室や縁側があった以前の個室型間取りから、広々LDKに再編しています。
【リノベーションのポイント】
■使い勝手良く、生活動線にこだわったループプランで計画
1階に配した寝室から洗面室やキッチンのどちらにも直通してぐるっと回れる動線にしました。
玄関ホールからLDKに入ると、正面の壁とキッチンの腰壁に施したオーク材が温かく迎え入れてくれます。現地でお施主様とスタッフが話し合い、1枚1枚違う柾目と板目を組み合わせて唯一無二のデザインを決定されました。
■断熱・耐震性能の向上で快適な暮らしへ
フルスケルトンにして耐震補強を実施。壁・床下・天井の充填断熱施工に加えて、壁には気流止めを施し壁体内部の気流の流れを防ぎました。開口部は高断熱樹脂窓に交換し、断熱性能を向上させるプランニング。
■家事時短のランドリーコーナー
共働きのため、身支度や洗濯家事のスムーズさを重視しウォークスルー型の収納に。洗濯動線の「洗って」「干して」「仕舞う」作業をスマートな動線で行えるよう配置しました。
■スッキリとした暮らしの実現
パントリーはLDKの一角につくりリビング側からの視線を遮れる配置としています。必要な収納量を確保しリビング収納も兼ねているので、スッキリとした暮らしができます。壁にはクジラの種類柄のクロスが上手に共存しています♪
築24年のツーバイフォー住宅の全館空調の故障がきっかけでお問い合わせを頂きました。ご両親から受け継いだ家で、子世帯と愛猫が今のライフスタイルに合わせた新しい暮らしを自分達らしく愉しむためのリノベーションです。元々住宅性能の高い家なので、1・2階の内装や間取り再編を主とし、好きな世界観を実現した素敵な家にアップデートされました。
日中はもちろん、夜のライティングでもそれぞれお気に入りのスポットがあり、充実の日々を愉しまれています。
【リノベーションのポイント】
■ツーバイフォー住宅の間仕切り壁を変えて新たな間取りに!
■お二人それぞれのお仕事とプライベートの快適さを実現する空間へ
■キッチンを広く&アイランドテーブルを入れてお料理時間をもっと愉しく!
■既にリフォーム済の水まわりを活かしながら、場所や使い勝手を一新
■無垢材や塗り壁のぬくもりが感じられる、お好みのテイストに内装をアップデート
■猫ちゃんの大好きな日向ぼっこができて、楽しく動き回れる暮らしの実現
■暑さ・寒さを感じていた部分の断熱性能向上
既存住宅の性能を確認した上で、大きな躯体改修は行わず、部分的に高性能樹脂Low-eペアGへの交換や、通風・採光・照明計画を整えました。
築33年のマンションを、性能改善で暮らしの“質”まで向上。
木の風合いと自然素材を取り入れた、贅沢な大人のリノベーション。
居心地とデザインにこだわったオリジナルプランです。
【リフォームのポイント】
■3LDK→1LDKにリノベーション
■暮らしを愉しむインテリア
・個性を引き出す玄関ギャラリー
・キッチンと一体化させた木の造作カウンターとワークスペース
・斜めの壁で光を取り込む寝室
・休日は広々LDKで仲間とパーティー
・室内とウッドデッキをつなぐインナーガーデン
・快適空間を作る蓄熱塗り壁
築23年。長く住まわれていたマンションを、いまの暮らし方に合わせて素敵にリノベーションされた実例です。
メインのリビングは、元々は2部屋だったスペースの壁を取り払い、広々としたLDKに生まれ変わりました。キッチンを対面式に変え、造作のカウンターもつくったことで、ご家族の会話が弾む空間になりました。
【リフォームのポイント】
■趣味を愉しむ空間
ご夫婦共通のご趣味である日本酒を愉しむコーナーをつくりました。プランニングの段階から、ご要望やお好きなコトをお伺いしながら、オーダーメイドの設計をしました。さらに、夜には、間接照明やペンダントライトの照明が非日常の時間を盛り上げてくれます。一日の締めくくりに癒されますね。
■お好みのデザインコーディネート
お施主様が一番最初に気に入って下さった床のカラーをベースに、グレーと白を基調としたコーディネート。壁掛けテレビ部分のデニム柄のクロスは、お施主様のこだわりの一品。シックな色合いがアクセントで効いていますね。お住まいの中にモザイクタイルを取り入れたいというご要望を元に、キッチンやトイレもコーディネート。
■こだわりの素材
ただいま!と玄関を入ると、腰壁と塗り壁でつくるアーチの曲線が印象的な空間が迎えてくれます。マンションこそ、木やタイルの質感が感じられるコーディネートが一層映え、オリジナルで温かみのある空間に仕上がりました。
■リビングとつながる書斎
扉の開閉により、リビングやキッチンにいるご家族の気配を感じながらも、集中できるワーキングコーナーとなっています。
■収納力たっぷりの洗面スペース
ネイビーオークの洗面化粧台とステンドグラス調のブラケットとのコーディネートが、味わいのある雰囲気を醸し出していますね。
■夏・冬ともに快適な空間へ
特に北側の部屋の寒さを感じていたお施主様。所有されているマンションを今後どうしようかと考えていた際に、当社のマンションリノベ完成見学会にご来場いただき、断熱改修を含むフルリノベーションを行った実例を体感していただきました。
ご家族の健康を守るため、当社の暖かい住まいへのこだわりや考え方に共感していただき、断熱改修を行いました。
■マンションに和モダンをプラス
北側の洋室2室をつなげて広くしたいというご要望から、間取りを4DK⇒広々1LDKに変更しました。
広くなった北側の寝室は、収納力たっぷりのクローゼットも兼用しています。ベッドコーナー側は、壁の一面に落ち着いた色味のエコカラットで仕上げています。
また、リビングの一角には、デザイン畳「おり座」を採用しています。
奥様の優しい雰囲気に合わせて、桜色をメインに、銀鼠(ぎんねず/グレー)や柴色(ふしいろ/ブラウン)の配色をご提案いたしました。
窓には和紙調のプリーツスクリーンや着物の小紋柄を思わせるカーテンをセレクトし、北洲ならではの木の質感と仙台箪笥が共存する、和モダンな落ち着きある空間になりました。
■水まわり設備の一新
水まわりの位置は変更せず、キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレの全てを最新の設備に交換しました。
築30年のマンションをフルリノベーション。マンション棟内の角部屋にあたる住戸ですが、断熱性能を向上させ、居室間の温度差が少ない、優しいあたたかさを追求しました。住まう方の暮らし心地を考え抜いたデザインとインテリアのトータルコーディネート。木の質感が心地良い、明るく広々としたお住まいに生まれ変わりました。
【性能を向上させるプランニング】
■全ての窓に内窓を設置し、断熱性アップ
■外壁面へ断熱材を施工
■床材はメンテナンスフリーのオリジナル建材「ペルゴフロア」を使用
【暮らしを愉しむデザイン】
■LDKに和室も取り込んだ開放感のあるプラン
■サイズや用途に合わせて大工職人がオリジナルで造作した棚
■あるべき物があるべき場所に納まる収納スペース
こちらの施工実例は、「ジェルコリフォームコンテスト2020」東北支部デザイン部門で、優秀賞を受賞いたしました!
震災の影響による建物の傾きが気になっていたことと、古くなった水まわり設備の不具合が出てくることが増えてきたため、フルリノベーションをすることを決断されたAさま。
“寒さ”と“間取りの使い勝手”にお困りだったお住まいは、家全体の性能をしっかり向上させる断熱改修と耐震補強を行い、水まわりの位置も大きく間取り変更しました。
元々の家のカタチを活かし、リビングに居ながらもそれぞれの空間ごとに楽しめる仕上がりになっています。アーチ天井のデスクコーナー、お気に入りの家具を間接照明が演出する空間など、お施主さまのステキな感性が随所に散りばめられています。
メーカー既製品のキッチンに合わせて作製したアイランドカウンター。天板や側面の飾り板にはキッチンと同じ素材を使い、動線や通路幅を考慮して1㎝単位で検討しました。
お菓子やパンを作る際にはもちろん、普段はコーヒーを淹れたり冷蔵庫からの「ちょっと置き」にと、フレキシブルに使えます。そしてアイランドカウンターの下にはゴミ箱をセット!オーダーメイドならではのこだわりでスッキリ機能的に。
広さのあるシューズクロークのスペースを新しくつくりました。ご家族のものはシューズクロークに収納できます。廊下に大きなクロークを備えたことで、羽織物を脱いだり、カバンをしまったり、リビングに入るまでにすっきり片付けられるのが魅力的です。
彫りの深い外壁材とウリン材のウッドデッキの新設で、外まわりもリフレッシュし、高級感のある外観へと生まれ変わりました。
元々、「完全分離型」の二世帯住宅だったお住まい。ライフスタイルの変化に伴い、縦割り分離型の一方をフルスケルトンでリフォームされ、施主様世帯ご家族の新たな暮らしのステージとして生まれ変わりました。